10/12 公益社団法人 滋賀県環境保全協会様 ご来訪

10月12日土曜日、滋賀県内の企業・事業者様の環境意識の向上をサポートする活動をされている公益社団法人 滋賀県環境保全協会からの24名の皆さまにお越しいただきました。若手からベテランの方まで、幅広い世代の方が来られました。ありがとうございます。

前半は、レクチャータイム。滋賀県西部・南部森林事務所の方に、森林管理の基本的な考え方を、森林公園くつきの森からは、本日の作業体験の説明と、いわゆる「琵琶湖システム」として説明されている滋賀県域の自然環境の特徴と現状についてお話させていただきました。

中央に琵琶湖を擁する滋賀県の自然環境は、琵琶湖、里地、そして山間部の果てまで昔から人間の営みと深く関わって成り立ってきていることと、これまでは歴史的には絶妙なバランスを保つことができてきたといえるその均衡が、様々な要因を受けて揺らぎ始めているということをお伝えしたかったのですが、果たして伝わったでしょうか…

森林管理について説明 

 

レクチャーを終えて、後半の作業への移動の途中に、記念撮影タイム。抜群の秋晴れだったので、ユリノキ広場に立ち寄って撮っていただきました。

記念写真

 

後半戦の作業タイムでは、2022年の全国植樹祭でクヌギを植樹した場所の下草刈りをお願いしました。作業前はこんな感じ。シカの侵入を防ぐフェンスで囲っているため、植樹したクヌギの苗木だけでなく、さまざまな植物がこの夏の猛暑を乗り越えてグングン成長されています。

作業着手前

 

皆さんに鎌と軍手をお渡しして、いよいよ作業開始! スズメバチやヤマビルの事前チェックはしていますが、出ませんように!!

作業中 作業中

 

手作業でしたが、さすがに20名以上の皆さんで一斉に対応していただいたので、草刈り作業はかなり捗りました。皆さまありがとうございました。

作業中

今日の体験を通じて、木々の成長や森林の在り方、これからの私たちと自然環境の向き合い方などについて、少しでも考えるきっかけになったら良いな、と思いました。皆さんも、日常からちょっと離れて、くつきの森でそんなことをちょっと考えたりしてみませんか? 私たちが微力ながらお手伝いします。